地震から2週間以上が経ち、被害の全容が徐々に明らかになってきました。
度重なる余震、雨、雪により、1度は復旧された道もまた土砂崩れ、亀裂などで通行止めになったりと、一進一退が続いています。
能登半島の地形や道路状況により、優先すべき緊急車両の通行、能登に住む人達の移動もいつも以上に混雑しており、未だボランティアの受け入れも県として受け付けられない状況です。
能登のために何かしたい、何かできることはないか、私たち運営メンバーも考えておりますが、被害が明らかになるにつれて、その甚大さに打ちひしがれ、なんて無力なんだと悔しくなります。
断水の復旧にも長期間かかると言われており、家庭それぞれの状況で、子ども達を安全な場所に避難させ、親子が離れ離れで生活しているという話もたくさん耳にします。
運営メンバーやその家族も被災し、自宅の中は壊滅的な状況になり未だ避難所生活を余儀なくされている人もいます。
屋根の瓦が落ち、降り続く雨や雪で雨漏りが起き、割れた窓ガラスの修理もできず、家の中は水浸し、入り込む凍てつく風。
こんな状況でなくても能登の1月は凍える寒さで、厳しい冬を乗り越えるまでどれだけ耐えたらいいのか、先も見えません。
全部全部地震さえ来なければ…と心が痛んでなりません。
生活の再建もままならず、不安はどんどん強くなっています。
私たちができることは、引き続き正しい情報をできるだけ早く発信して能登町民が必要としている事を届けていく事だと思っています。
能登に住む人が、少しでも安心して生活できるようになってほしい、そう願っています。
支援ページはこちら(能登町からのYouTubeでのメッセージなど公開中)